オステオパシーを応用した整体術
当スクールの手技には、「考え方」としてオステオパシーや操体法の思想などが入っています。だだ、変位した骨をオステオパシーの手技で矯正する方法、操体法で動きの左右差を取り除く方法などをお伝えする授業ではありません。
なぜなら、私たち整体師の目的は、痛みを取る事だからです。
仮に腰痛でお悩みの方をチェックしてみると腰椎5番(腰の骨)が変位(歪み)していたとします。その変位をオステオパシーの手技で矯正しても全く腰痛が改善されなかった場合「ちゃんと矯正しましたから施術は成功しました」とは言えませんよね?
なぜ言えないのでしょうか?それは、整体師に求められるのは「痛みを改善して欲しい」であって「変位した骨を矯正して欲しい」ではないからです。
だから、当スクールでお伝えしたいことは椎骨(背骨)の矯正技術ではなく、求められている「痛みを取る」原理・原則です。
椎骨のすべての変位を取るたけのテクニックを網羅してお教えするのではなく、オステオパシーや操体法の思想を応用した「こんな痛みなら、こう考えてアプローチすればいい」という生きた・遣える実践的な技術です。
そして、この「痛みを取る」原理・原則さえ覚えれば、ほとんどの症状に対応出来ますので、知っておけばいつでも繰り出すことができる技となります。