新潟から来てくださった先生の二日間集中セミナーのときの模様。
開脚してのポーズで坐骨に痛みがでたり、内腿に張りがあったり。。。
何度も症状が出るポーズをしてもらい、
考え、
推測し、
検証して
症状をとっていきます。
考え続ける気力があれば(苦笑)症状は限りなくゼロに近づけていくことができます。
今、触っているところは足首や足の裏。
開脚してなにかをする。
このときに、
「もしかしたら、かかとを地面に押し付けておく力が必要で、そこになにかが起こってるんじゃないだろうか」
という仮説です。
僕自身もこういう訴えを整体院のなかでお目にかかったことはないのですが、
考えて、
頭のなかで自分もやってみて、
目の前でやってくれる動作を引き気味にして観察して
「そこかな」とようやく思い至ることができました。
こんなふうに観察力、想像力を働かせてみることで、「ここかも?」と気づくことができるようになってきます。
考える余地がなくなり、観察から読み取れなくなり、想像力が追いつかなくなったときに、「今日はこれ以上、手が出ない」というリミットがやってきます(笑)
まだ見落としてるところはないんだろうか。
もっと別の解釈はできないんだろうか。
それってどういうことを意味してるんだろう。
ここがこうなっていたら症状は変わるんだろうか?
手の位置をこっちにスライドさせたら症状も変わるだろうか?
肘を曲げたら症状はどうなるんだろう。
膝を曲げてるときならどうか。
自分に自問する事柄が尽きてしまったときに、手が出なくなるのかも、です。
動作分析整体法を学んでいただければ、
「お客さまが悪すぎるからよくならないんだ」
と言えなくなってしまうかも知れません(苦笑)
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