「文章」で正確に表現するだけで

この業界はどちらかというと、科学的なイメージのニュアンスがあるかと思うんですが、動作分析整体法は、文系の雰囲気がかなりあります(笑)
 
言葉、文章、作文、そういったものを重要視しています。
整体っぽくないんですが、けっこう整体に新しい視点をもたらしてくれるんです^^
 
お客さまはよく「腰が痛くて、、、、下のものを拾うのがツラいんです」などとおっしゃいます。
このまま受け取るとー腰が痛いから、下のものが拾えない。つまり、下のものを拾う前から腰が痛いーというニュアンスになるし、僕らもそう思います。
 
けれど、確認すると、「下のものを拾うまでは腰は痛くな」かったりするんです。ということは「下のものを拾うと腰は痛いが、そうでなければ痛くない」ということになるんです。
 
意味がまったく変わってきますよね?
前屈する前から腰が痛い、動き出す前から腰が痛い。
というのと
前屈するまでは痛くなくて、前屈してはじめて腰が痛いと感じるのと。
 
写真の女性はある方向を向くと首が痛いとおっしゃっていました。
これは、、、
向く前から首が痛くてある方向を向けないと訴えているのではなく、
ある方向を向いたときだけ首が痛いということでした。
 
動作分析整体法は、ある意味、「因果関係」の世界でものを見ていきます。
前屈するまでは腰は痛くなくて、前屈してはじめて腰が痛いと感じる。
腰が痛い、が果なら、前屈する、が因です。
 
左を向くまでは首は痛くなくて、左をむいてはじめて首が痛いと感じる。
首が痛い、が果なら、左を向く、が因です。
 
だから、「前屈する」という【動作】のなかに痛みの原因を探す。
だから、「左を向く」という【行為】のなかに痛みの原因を探す。
 
言うなれば、「痛くない状態」で精密に検査をするのではなく、「痛いと言った瞬間にどんな行為をしていたのか」を考える整体法なんです。
 
そうなんです、「文章」で正確に表現するだけで、今までの整体の概念が覆るんです。


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