腰痛と背中痛で来て下さったママさん。
施術しながらおしゃべりをしていると、考えさせられるヒントがポンポン飛び出してきます。
お話で出てきた内容は・・・
「今日はどうやって来てくれたんですか?」
「自転車で〜」
「自転車は辛くないんですか?」
「自分だけだったらなんともありません。子どもを乗っけて漕ぎ出すときが辛いですけどね〜」
他の治療院では、「骨盤もかなり歪んでますので、そちらもおいおいと治していきましょう」という話もでたそうですが。
それはそれとして。
一人で自転車を漕ぎ出すときにはなんともなくて。
子どもを乗せて漕ぎ出すときには痛い。
「一人のときと、子どもを乗せているときで、『なにが違う』から痛かったり痛くなかったりするんだろう」
ここまで来たらもう「見えて」きそうです^^
痛い場所が背中であろうと腰であろうと。
痛みを左右しているのは、自分だけで漕ぎだしたときか、子どもを乗せているときか、です。
そう考えるだけで、このママさんの場合になにに痛みが引き出されているのか、想像はできますよね?あるいは、なにが関係ないか、が想像つきますよね。それが正しいかどうかはこの時点ではわかりませんが。
お客さんの日常、お客さんの困っていること、楽なとき。そういう情報から今までよりも簡単に「そこ」にたどり着けるんじゃないか、って僕は思っています(^^)
ズレてる箇所、歪んでる場所ではなくて、
痛い「時」にフォーカスし、痛くない「時」と見比べる。
これができると「触る前に」ここですよね、って言えちゃうようになってきます(^^)
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