検査で探すのは、お客さまにとってのメリットです

僕はよく「痛い方に歪んでる人はいない」ってお話しています。
クセで歪むんだ、としても、「気がついたら痛いほうに歪んでた」なんていう人はいないんじゃないでしょうか?
 
とある男性は、右肩が挙がってることを自分でも、家族からも指摘されてのご来店でした。
 
もしこれをお読みの先生でどこも痛くない健康な方がいらっしゃいましたら、右肩を挙げて30分でいいので過ごしてみてください。
 
かなり厳しいと思います^^;
健康な人でも簡単にはできないことが、どこかが痛くて院に足を運んでくださるお客さまは「重力に逆らってまで、平気で右肩を挙げて生活ができる」。
 
不思議じゃないですか(苦笑)?
 
僕らは簡単に「こっちの肩が下がって、こっち側の肩が挙がってますよ」なんて口にしますけど、重力を無視してそんなことができるお客さんって、凄すぎですよね(笑)。
 
たぶん、「それが楽」だからそうしてるんです。
重力から外れたぶんだけしんどくなるとすれば、猫背もしんどいはずだし、右肩を挙げ続けるのもしんどいはず。
 
けど、それができちゃうのは、「それでも」右肩を挙げたほうが楽だから。
 
とすれば、
右肩を挙げたほうが楽である、というお客さんの身体事情が推測できれば、別にベッドに寝てもらって検査らしきことをしなくても、施術者がなにをすれがいいのかがわかります^^
 
この方は、「左肩を下げたほうが楽」だったようです。
左肩を下げたほうが楽、という理由を取り除いてあげれば、左肩は元の位置へ挙がってきて、これと連動して右肩が下がってきます。
 
悪いところを椎骨を触りながら検査するのではなく、もっと身体全体から、「そうすると『楽な』理由」を探せばものごとは簡単に解決されてきます^^


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