肩がこりすぎて息ぐるしい、
という女性が来てくださいました。
動作分析整体法では動きを比較分析していきます。
たったそれだけのことで、先入観がころんと覆ったりもします。
たとえば、今日のお客さまは、肩がこってこって、息苦しいんです、息が吸いづらいんです、とおっしゃっておられました。
写真は腕を引くと・胸を開くと、肩首がキツイという方
試しに前屈後屈をしていただいたんです。
そしたら、
座ったままで前屈すると息が楽に吸える、
とおっしゃられたんですね。
後屈は身体全体が苦しいそうです。
座ったままで背中を丸くする。
いわゆる猫背になり、胸も小さくなり、、、
それで息が小さくなるのかと思ったら
今のしんどいときより楽に吸える。
え?
いい姿勢にして胸を広げたほうが呼吸は楽じゃないの?
猫背になるから息が吸いづらいんじゃないの?
でも、目の前のお客さまがウソを言うわけはないですよね。
としたら、このお客さまには
前屈すると息が吸いやすくなる理由があるんです。
その理由がわかれば、あっけなく解消できるようになります。
姿勢が悪いから肩がこって、猫背だから息もしづらいはず。。。
思い込む前に、お客さまに聞いてみてください^^
簡単に常識がひっくり返りますから(^^)
動作分析整体法の世界観は、
身体がすることには意味がある
です。
メリットがある、という言い方も良くします。
猫背になるのなら、
猫背になる「メリットが身体にはある」と捉えるんです。
メリットがないのなら、身体はそんなことを選びませんから。
治そう、正そう、とするのではなく、
身体の叡智を信じて、そうなる理由を考えます。
考える整体・動作分析整体法は、なにを考えるのかというと。
「身体がそれを選んだ理由(メリット)」
なんです。
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