過去に受講してくださったセラピストさまが当時、送ってくださったご報告です。
動作分析整体法は、お客様が訴えてること、見てわかったこと、においてそれを「悪い」とは捉えません。
まず「悪く見えるこれに、どんな理由があるんだろう」「あるとすれば、それはどんなメリットだろう」って考えるところからスタートします。
それを習慣にしていると、《身体に対していつのまにかとても優しい気持ちで見れている自分》に気がついたりします。
その気持は伝わるときにはお客さまに伝わると思います。
優しい関係がそこに生まれてくると思います。
と同時に、整体セミナー自体に専門用語がでてきません。
腹直筋であろうと腹斜筋であろうと「お腹の筋肉」と説明していきます^^
これを意識していると、お客様にとってすっと理解できる説明がいつの間にかできるようになっていたりもします。
そして、ちょっと考えてみてほしいのですが、お客様のなにかを指摘するのは良いとして、、、それが【重い気持ちで帰らせることにつながっていないか】、ですよね。
施術が終わってお金もいただいて、思い出したように
「そういえば、あなた、顔色悪いですね。。。じゃあ、さようなら」って言ったとしたらお客さんは夜も寝れなくなりますよね^^;
僕らは良かれと思ってであれ、自分の見識を見せ付けたいだけであれ、無意識に重い気持ちにお客様をさせていないか、って。
なんのために整体院に来ていただくのか。
「施術が終わるまで悪いところをいっぱい指摘して、重い気持ちになってもらうため」
に整体院に来てもらうんでしたっけ(^^;?
↓↓↓こんなふうにお客様の心身ともに明るく軽くしてあげられるセラピストさんは、本当の意味でプロ中のプロなんだと僕は思います(^^)
「今日、嬉しいことがあり、ご報告を!
今日、整顔のお客様なのですが、お顔の非対称と、たるみを気にされているのですが、腰痛がひどく、ヒールで歩いたり、PCワークが激しいことで、腰痛は仕方ないと思われているお客様がいらっしゃるんですよ。
今日、お腹をほぐしているときに、お腹の筋肉も凝ること、そして、筋肉がうまくポンプ運動ができないと、内臓の代謝にも影響するかもしれないですが、お腹のコリをほぐすと、ぽかぽか、血行もよくなり、内臓の冷えも解消されて、腰痛も楽になるといいですよね!とか言いながら、お腹をほぐしていたんです。
その時に、
あー。なんだか、すごくわかりやすくて、腑に落ちました!と、おっしゃってくださったんです。
腰痛で、整体院にいかれることがよくあり、その整体院も、お腹を触るらしいんですが、そのたびに、内臓(特に胃腸)の指摘が入るらしくて、胃の調子は悪くないのに、毎回胃腸が悪い悪いと言われて、なんだか腑に落ちなくて、もやもやしながら施術を受けていたらしいのです。
胃の反射区のツボを、数か所、肩や足の裏など指圧しましたが、そこに痛みもなく、
胃というより、私はお腹の筋肉のコリだとおもいますよ!
姿勢とか、背中の痛みとか、動いたときに痛いところから、その元をたどったら、たまたまお腹が硬くて痛かったし、心配されることないんじゃないですか?
心配なら内科の受診をするのも悪くないですが、そうではないなら、きっとコリだと思うのですが・・・。
そういうと、すごく安心されて、胃薬を飲みたい衝動にかられたこともないし、それが一番、私には納得できる説明でした!と言ってもらえて、とても嬉しかったです!
整体を勉強したことで、アドバイスの範囲や、施術の範囲が、大きく広がったと感じた一日でしたよ!
改めて、ありがとうございました!」
もちろん、気になったところがあれば内科の受診をすすめるとか整形外科をすすめるとかはやって当然ですが、いくら痛みが軽くなっていっても気持ちが重くなっていくのであれば、お帰りの際にしょげかえっているのであれば、どうなのかなと思います。
動作分析整体法は「悪をみず」「ここまでがんばってきたあなたも、こういう対応をしてきたあなたの身体もすごいねー」という立場にたちます。
そういう気持ちになってくれる先生が増えてくれたら僕としても嬉しいです(^^)お客さまも笑顔で帰ってくださいますしね♪
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