動作分析整体法は、
「検査」ではなく「メリット」を推測していく
整体思考プロセスです。
先日、3時間のセミナーを受講してくださった先生に、
片側のお腹をメインで施術させていただきました。
(腰痛をとるために)
立っていただくと・・・
「 腰は楽。立った感じが今までと違う。
あれだけでなにかが変化してるのがわかる 」
ということだったので、
さらにお聞きしてみると・・・
「右足に体重がかかっています」
ということでした。
ここから、また考えます。
・右足に体重がのっかることの【メリット】を。
メリットがあるから身体はそうしている。
とすれば、
どんなメリットがそうさせるのか。
左側に体重を乗せなくて済む、
というメリットからそうなってるのかな?
そう考えて施術してみると、バッチリだったようで
「今は真ん中に重心がきています」
という言葉をいただきました。
右足に重心がきている、身体が傾いてる、
なんでもいいんですが
「じゃあ、歪みを治そう」
「バランスが崩れてるから調整しよう」
と考えないんです。
右足に重心がきている。
(そのほうが身体は嬉しいんだな)
(どんな場合にそのほうが嬉しく思うのかな)
(左に体重をのせたらイヤな感じがするから、なのかな)
(左に体重を乗せたらイヤに感じそうな場所ってどこだろう)
(ここかな)
正解でした。
メリットを探す、という視点をもつと、
こういう訴えならほとんど検査なしに
「その場所」に到達できてしまいます。
こんな子どもみたいな考え方をするだけで。
僕がその場で頭のなかで考えただけなんです(笑)
ええ、冒頭にも挙げましたが、簡単なんです^^
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