自然治癒力はどこへ行った?

動作分析整体法はこの業界では珍しく「自然治癒力」という言葉が頻繁にはでてこないスタイルです(笑)。
そんなもん無い!とか、俺の力で治すんだから関係ない!とかは全然思ってなくて(苦笑)
 
いつも、「歪んでるんじゃなくて庇ってる」や「理由があってそうなってるんだ」と書かせていただいているように・・・
 
大きな意味でお客さまの身体に起こってることに「もし意味があるとしたら」「もしメリットがあるとしたら」と常に考えていく習慣をつけちゃってるんです。
 
風邪をひいた、悪寒がする、鼻水がでる、しんどくて動きたくない、熱が出た、食欲がない、、、、これは身体にとってちゃんと意味がありそうする理由があり、そうなるメリットがありますよね?
 
それを自然治癒力とよぶのか防御力と呼ぶのかホメオスタシスと言うのか身体の叡智と名付けるのかはわかりませんが。
「ある!」んです、なにかわからないけど、すごいシステムが働いてる!!!
そういうものを念頭に置いてお客さまにむきあっていきたいんです。

考えてもみてください。風邪をひいてもすべてのプロセスで完璧なことをしてくるじゃないですか^^
たかが、腰痛ごとき、自然治癒力・防御力・ホメオスタシス・身体の叡智、が「働いていない」と考えるほうが難しい。
風邪に働くシステムが、腰痛で働かないとは考えにくい。
僕はそう思うんです。
 
だから、自然治癒力もなにも
目の前のお客さまに起こってるこの現象が、「もし」「身体の叡智の現れ」だとしたら、「それはどういう意味なんだろう?」って考えてみるんです。答えが出る出ないは別にして。推測が正しいか間違ってるかは別にして。

もしかして「この歪みは自然治癒力の現れなんじゃないか?」って想像することもできます。「右に捻れないこと自体が治癒力の一つの答えなんじゃないか?」って思いを巡らすこともできます。
 
この発想からは「自然治癒力を引き出そう」という言葉が出てきようがありません。
 
もうそこに「ある」んだから。
ただ、僕には「それがどんな意味の治癒力の現れ」なのかがわからない。わからないので、「考える整体」なんです(^^)
わからないなりに、でも「それはある」と信じて考え続ける整体なんです^^




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