写真は肩痛のモデルさん。受講してくださった先生に
「肩が痛くて、、、もうすぐドッジボールをしないとアカンのに・・・」
と訴えているところ。
先生も自分でどの角度で痛みがでるのかなどを体感してくださっています。
動作分析整体法では、この場面では
「肩が痛い人」さらには「肩が痛くてドッジボールがしづらい人」とみていきます。
あくまでも「肩が悪い人」とはみません。
腰痛でも「腰が痛い人」はいますが「腰が悪い人」はいないというスタンスです。あくまでも、スタンスなので他の療法とスタンスの違いを争いたいわけではありません^^
セミナーでもよく言うのですが、前屈したときに手が床につかない人っていますよね(僕ですが。笑)。
この人、膝の裏が悪いわけでも太ももの裏が悪いわけでもないですよね。前屈したら膝の裏が痛い人、前屈しても手が床につかない人、なだけです。
悪いと思ってしまうと、「悪いものは直さないと、治らない理屈」です。
でも、悪いかどうかの判断は保留して現象だけに目を向けると
「肩が痛い人」「ドッジボールがしづらい人」という現実がそこにあるだけです。
悪くはないので、直す必要もない。
ただ、「それができない人」がそこにいるだけですから。
なので、手技はとてもシンプルです。
前屈したら床に手がつかない人に対して、別に高高度なテクニックが必要とはだれも思わないですよね(^^)
動作分析整体法は、
腰が悪い人がいるんじゃなくて、腰が痛い人がいるだけ。
腰が痛いという人も、「それ(下のものを拾う・子供を抱き上げる・朝、ベッドから起きる)がしづらい人」がいるだけ。
そんな見方をしていきます。
そういう見方をするだけで、目の前のお客様の症状がとてもシンプルなものに思えてきますよ(^^)
受講してくださった先生も、僕が口をはさむことなくモデルさんが「腕を振りぬける」ようにしてくださいました^^
肩の悪いところを治したのではなく、ボールを投げる動作ができなかったのをできるようにしてくれただけですが♪
動作分析整体法の世界には「悪い」という言葉はありませんので(^^)
→→ 自宅で学べる動作分析整体法はこちら
→→ 動作分析整体法マスター講座はこちら